心の人


高校時代から収集してきた布の山に埋もれそうになり
一時期、オークションに布を出品していた時期があります。
その時によく入札して下さったのがEさんです。

封書に貼られた可愛らしい切手の数々を見て
久しぶりにEさんが持つ優しさと心の豊かさを感じました。

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このきれいに折られた紙飾りを見て、心が澄んでくるような錯覚に陥りました。
きちんとした佇まいに、柔らかさと女性らしさを感じます。

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とても美しい和紙を破りたくなくて、ゆっくり、ゆっくり
テープを剥がし開けてみました。
美しい達筆の手紙が添えられた贈り物は
心に響く素敵な絵本でした。

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Eさん、私とっても不思議なのです。
Eさんとは住んでいるところも、年も違えば
交流の場もなく、ほんのメールと手紙のやりとりを
何回か交わしただけなのに、Eさんは私の気持ちをいつも見透かしているかのよう…
私の不安や憤りをどうやって感じとってくれているの?

私はふとEさんのことを想う時があります。
暖炉に火を灯し たくさん入った布の引き出しから布を選び
針を持つEさんを。
がんばろうとして疲れてしまっていないかな?
息子くんたち、ちゃんとお母さんのことを
想ってくれているかな?
そんなことを想います。

忙しい毎日の中、どんどん様々なことを頭に詰め込まなくてはいけなくて
古いことや終わったことは頭から排除されて行くのに
Eさんと交わした言葉の一つ一つは、鮮明に私の中に残っています。
Eさんは、私にお返しを…と言うけれど
私はどんなにあなたの言葉に励まされ助けられたことでしょう。
手紙と本を拝見し、目が潤みました。
そして、大切なことを見る目が少し曇っていた私を
ちゃんと軌道修正させてくれました。

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私の感謝の気持ち、どうすれば伝えられるでしょう?
私とEさんのこのちょっと変わった関係は
何年経っても色褪せないと分かっているので
私もゆっくりとお返しができたら…と思っています。


いつもEさんの小さな幸せを願っています…






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